冷え性に効く飲み物は!避けたい飲み物も一挙紹介

部屋を暖めても、服をたくさん着ても手足の冷えが続くという女性は少なくありません。
冷えは万病のもとという言葉の通り、体温が下がると基礎代謝や免疫力が下がってしまいます。

体の芯から温まるために、温活を始めましょう。
その第一歩として誰でも手軽にできるのが体を温める飲み物を積極的に取り入れることです。

この記事では体を温める飲み物と冷やす飲み物の見分け方や、おすすめの飲み方などをご紹介します。

目次
* 飲み物には体を温めるものと体温を下げるものがある
* ワインや日本酒で体をぽかぽかに
* しょうがを使って体をあたためよう
* 発酵した飲み物も冷え性改善にピッタリ
* 体を冷やしてしまう飲み物とは

飲み物には体を温めるものと体温を下げるものがある

体の内側を冷やさないために日頃からできるだけ常温、あるいは温かい状態の飲み物を飲むことを意識している人もいます。
でも、意外なことに全てのホットドリンクが体を温めてくれるというわけではありません。
ですから、体を温める飲み物なのか、それとも冷やしてしまうものなのか見極めることが必要です。
実はそのポイントは飲み物自体の温度ではなく、飲み物に含まれている成分にあります。

例えば、どの地域で作られた成分が含まれているかによって体を温めるか冷やすかが関係します。
大まかに言って、寒い季節や土地で作られたものは体を温める効果があるのに対し、暖かい地域で育った食品を使っているものは体温を下げる働きをします。
寒い地方の人は体を温めるものを古代から取り入れています。
先人たちの知恵を利用して温活に役立てましょう。

それ以外にも、利尿作用が高いものや体を温める香辛料が入ったもの、発酵しているものは体を温めるという特徴があります。
こうしたポイントを押さえて積極的に体を温める飲み物を選びましょう。

ワインや日本酒で体をぽかぽかに

冷たいビールやチューハイなどのアルコールは体を冷やしてしまいそうというイメージがあることでしょう。
でも、アルコールの種類を上手に選ぶことで体を温めることができます。

おすすめなのは赤ワインです。冬のヨーロッパでは体を温めるためにホットワインを飲む習慣があります。
赤ワインにはポリフェノールが豊富に含まれており、全身の血行を促進させる効果があります。
そのため、ワインは冷え性改善にぴったりな飲み物なのです。

特に、ワインを温めてホットワインにして飲むとより体温を上げることができます。
赤ワインにシナモンやクローブ、カルダモンなどのスパイスとオレンジを加え、黒糖やハチミツなどで甘みをプラスすると飲みやすくなります。
かき混ぜてレンジでチンするだけで簡単においしいホットワインの完成です。

また、ワインと同様日本酒にも血行促進効果があります。
日本酒も熱燗で飲むのが良いでしょう。
米を発酵させた麹を含む日本酒は酵素も豊富で、適量を守れば健康的に楽しめるアルコールの代表例です。

しょうがを使って体をあたためよう

体を温めることで知られる香辛料と言えば、しょうがが思い浮かぶことでしょう。
しょうがと言えば体をあたためるショウガオールという成分が有名です。

また、免疫力アップに効果的なジンゲロールも含まれています。
これらの成分が発汗を促したり血行促進をしたりして、冷え性改善へと導いてくれるのです。

スーパーやコンビニなどでよく見かける生姜湯は、そのままお湯に溶かすだけで飲めるので手軽にチャレンジできます。
でも、生のしょうがをすりおろしてお湯に加えるほうが香りや味が良いという人もいます。
しょうがの刺激が強いと感じる人はハチミツをプラスすることで飲みやすくなります。

そのほかにも紅茶に加えてジンジャーティーにしたり葛湯にプラスしたりするレシピもおすすめです。
ホット紅茶や葛湯にしょうがを加えることでより効果的に体温を上げることができるでしょう。

発酵した飲み物も冷え性改善にピッタリ

お茶を選ぶときには、製造過程についても考えるようにしましょう。

ポイントは茶葉を発酵させているかどうかです。
発酵の際には茶葉に含まれるタンニンを酸化させて酸化酵素を活発にさせます。
この酵素が基礎代謝を高めてくれるので、体内で効率的に熱を生み出し、冷え性解消につながります。

発酵したお茶のひとつが紅茶です。紅茶はカフェインを含むので体温を下げるのではと考えられがちですが、実は製造過程で発酵しているため、体温を上げる効果があります。

半発酵茶であるウーロン茶にもポリフェノールがたくさん含まれており、血行促進や脂肪吸収など様々な効果があります。
中国茶のひとつであるプーアル茶は後発酵茶と呼ばれ、発酵度が高く、腸内環境を改善してくれる働きも期待できます。

カフェインが気になる人におすすめな飲み物がほうじ茶です。
お茶の葉を発酵させて作られており、冷え取り効果があります。また、ピラジンという成分が、血流をアップさせて体を温めてくれます。

また、血流を促進させるには、のサプリメントもおすすめです。
には59種類もの栄養成分が含有されていますが、その中にはビタミンC やビタミンEといった血行不良を改善してくれる栄養素もたっぷりと含まれているのです。

体の冷えに悩んでいる女性は、を温活に取り入れてみてはいかがでしょうか。

体を冷やしてしまう飲み物とは

ホットドリンクで飲むことが多いものの、実は体を冷やしてしまう飲み物についても覚えておきましょう。

その代表例が緑茶とコーヒーです。東洋ではこれらは陰性食品と呼ばれ、体を冷やすとされています。
急須に入れてホットで飲むと体をぽかぽかにしてくれるイメージがありますが、実は緑茶や抹茶は摘んだ茶葉をそのままお茶にした不発酵茶です。
ですから、お茶の中では体を冷やしやすいタイプのものに分類されます。

また、暑い地域で栽培されていることからわかるように、コーヒーも体を冷やすものです。
コーヒーに豊富に含まれるカフェインが原因です。カフェインは血行を良くする一方で、摂りすぎると体を冷やしてしまいます。

また、コーヒーを1日に何杯も飲むと利尿作用も働いて、熱を体から逃がしてしまうことになります。

そのほかにも牛乳や白砂糖など、白いものも体を冷やすといわれています。
体を冷やしてしまうものの特徴も良く覚えておいて、体の内側から温めてくれる飲み物を選ぶよう心がけましょう。

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