目のかゆみや鼻詰まりなど、花粉が飛び交う季節は不快症状に頭を悩ませる人が多く見られます。
なんとか症状を緩和したいと考えている人は、すぐに始められる体質改善に注目してみてはいかがでしょうか。
ここでは、花粉症になりやすい体質や改善に効果が期待できる対策についてご紹介していきます。
目次
* 体質改善で花粉症は軽減できる
* 花粉症になりやすいのってどういう体質
* 花粉症の体質改善をするための食事の摂り方
* サプリメントで体質改善
* 日頃からの花粉症対策も大切!
体質改善で花粉症は軽減できる
花粉症はアレルギー反応によるものであるため、症状が現れる人もいればそうでない人もいます。
また、それまでは症状が起こっていなかったにもかかわらず、突然花粉症デビューをしたという人も少なくありません。
なぜ花粉症は起こってしまうのか、その理由を知っておくことで花粉症の症状が現れたときにも慌てずに対応できるでしょう。
スギやヒノキなどの花粉がアレルゲンである場合、身体にこれらの抗体がある人は過剰に反応してしまいます。
花粉によってくしゃみや皮膚のかゆみが起こるものは季節性アレルギー性鼻炎(花粉症)と呼ばれ、ハウスダストによって起こるものは通年性アレルギー性鼻炎やアレルギー性皮膚炎と呼ばれます。
それらに共通するのは、アレルギー反応による炎症であるという点です。
アレルギーに反応しやすい体質を改善し花粉をよせつけにくくすることができれば、これらの不快症状を軽減することができるでしょう。
花粉症になりやすいのってどういう体質
本来、外部から侵入したアレルゲンを排除しようと体が働くことは正常なことです。
しかし、花粉症の場合はこの働きが過剰になり結果的に鼻水が止まらなくなったり皮膚がかゆくなったりといったデメリットを生み出します。
アレルゲンに対して抗体を作りやすい体質の人は、花粉症やアトピー性皮膚炎などの疾患が起こりやすいと考えられています。
生まれたときから抗体を作るシステムは備わっているので、何かのタイミングで発症する可能性は高いといえるでしょう。
発症するきっかけとしては、食事のバランスが偏ったり睡眠不足が続いたりといった生活習慣の乱れが考えられます。
免疫力が低下した身体は、風邪やさまざまな病気にかかりやすいのが特徴です。
つまり、風邪を引きやすい人や冷え性に悩まされている人は免疫力が低く、花粉症になりやすいといえるでしょう。
また、ストレスを抱えている人も花粉症のリスクを高めるため注意が必要です。
まだ花粉症に悩まされていない人でも、いつか突然症状が現れるかもしれないということを頭に入れておきましょう。
花粉症の体質改善をするための食事の摂り方
花粉症に負けない身体を目指すためには、免疫細胞を活性化させることが大切です。
免疫機能を正常にするために効果が期待できるのが、青魚に含まれているEPA(エイコサペンタエン酸)DHA(ドコサヘキサエン酸)です。
これらの脂肪酸には、アレルギー症状を抑えてくれるというメリットがあります。
さらに、花粉症予防や症状の緩和には腸内環境を整えることも欠かせません。
腸内環境の乱れは肌荒れを招くだけでなく免疫力を低下させてしまうこともあります。
乳製品や発酵食品を食事に組み込むことで、便秘解消と免疫力向上を促すことができます。
また、花粉症のつらい症状は、目や鼻といった粘膜に見られることが多いため、緑黄色野菜をたくさん摂って細胞を強化するのもおすすめです。
サプリメントで体質改善
規則正しい食事や十分な睡眠など、ライフスタイルを見直して改善することで花粉症予防や症状の緩和を目指すことが可能です。
しかし、実際には食事のバランスを見ながら準備をするのが難しいことも多いでしょう。
そんなときには、食事に不足しがちな栄養素を補えるサプリメントを利用するのがおすすめです。
サプリメントのメリットは、たくさんの栄養を小さなカプセルや錠剤で簡単に摂取できる点にあります。
食事の内容が偏ってしまう人や苦手な食材がある人でも、毎日手軽に続けられるのが魅力です。
1日に必要な栄養素を食事だけで摂り入れるのは大変ですが、サプリメントなら無理なく体質改善を目指すことができます。
ただし、サプリメントだけですべての栄養素を摂取しようとするのではなく、あくまで不足する分だけ補うという本来の目的を忘れてはいけません。
日頃からの花粉症対策も大切!
花粉症の悩みを緩和するためにできることは、体質改善だけではありません。
他にも、花粉が飛び交う時期はむやみに窓を開けないようにしたり、帰宅時は花粉を外で払ってから家に入ったりするのも大切です。
通勤や通学で外に出なければいけない人に役立つ花粉症対策メガネやマスクも数多く販売されているので、試してみるのもおすすめです。
天気がいい日は洗濯物を外に干したくなりますが、スギやヒノキの花粉飛散が活発化する3〜6月は室内に干すと良いでしょう。
飛散期間が長いイネ科の花粉に反応してしまう人もいるので、まずは病院でアレルゲンを特定する必要があります。
つらい症状を抑える点鼻薬や目薬など、症状に合わせて薬を処方してもらうことも大切です。
市販薬もたくさんありますが、症状や原因は人それぞれであるため、自分に合った薬を服用するのが改善の近道になります。
体質改善と日頃からの対策を続けて花粉症のシーズンを乗り切りましょう。
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