カリウムサプリは人間の体を健康に保つ、必須栄養素であるミネラルの一種です。
よく、むくみ防止のためにカリウム多く含む食べ物を食べよう、といわれます。
なぜ、ミネラルがむくみに効果的なのでしょうか?
カリウムの基礎知識やカリウムの働き、お勧めサプリと含まれる食べ物などを知って、ぜひ、カリウムの健康作用を享受しましょう。
目次
- カリウムは不足するとどんな症状が発生するのか?
- カリウムとその他栄養をバランスよく摂るならサプリがオススメ
- カリウムとは?
- カリウムの効能・効果って?
- カリウムはどんな食品(食事)に多数含まれるの?
- 1日にどれくらい摂取するのが良い?
カリウムの効能・効果って?
カリウムの着目すべき効能・効果は、ナトリウムとの関係によって正常な血圧を担保したり、細胞を健康に保ったりすることにあります。
細胞内液に多数存在するカリウムに対し、ナトリウムは細胞外液に多数あります。
今の日本では、塩分の過剰摂取によって発症する心疾患や高血圧、脳疾患などが問題視されています。
血中のナトリウム濃度が上がると、細胞外液の水分量が多数になることで細胞が膨張し、血管を圧迫します。
これが高血圧の要因で、それを防止するのがカリウムです。
細胞内液のカリウム濃度が上がると、浸透圧の関係性で細胞外液の水が細胞内に移動していきます。
血管の圧迫は改善され、カリウムの利尿作用により余った水分やナトリウムは排泄されて、血圧を正常値に戻すことの期待ができます。
この他に、カリウムが細胞内外を行ったり来たりすることによって発生する電気信号による脳への伝達作用、心機能や筋肉機能を正常に担保する作用など、健康を保つために常に大切な働きを果たしています。
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カリウムはどんな食品(食事)に多数含まれるの?
カリウムは、植物性や動物性は関係なく、様々な食品に配合されています。
バランスの良好な食生活を送っていれば、カリウム不足になることはあまり考えられません。
ただし、味の濃い食事が好き、体調不良で嘔吐や下痢を継続したりするなどする人は、カリウムを積極的に摂りたいところです。
特に多数配合されているのが、ゴーヤやキュウリ、スイカ、ズッキーニ、メロンなどで、特に夏野菜に多いのがポイントです。
また、くさや、するめ、めかじきなどの魚介類、銀杏やアーモンドなどの種実類、いわのりやほしひじき、あおさなどの藻類にも多数あります。
よく、むくみの防止にカリウムが良好といわれるのは、カリウムにはナトリウムを排泄して体内の水分量を調整する作用があるためです。
まさに、高血圧改善にオススメの食事。
ただし毎日の食事でカリウムを欠かさず摂ることは難しいため、サプリメントなら手間がかかりません。
カリウムとその他栄養素をバランスよく摂るならサプリがオススメ
現代の日本人にとって、カリウムは積極的に摂りたいミネラル分の一つ。
多数の食品に配合されているので欠乏する事は少ないですが、塩分が好きな方や体がむくみやすい方は特に、サプリメントなどで効果的に摂りたいもの。
またカリウムは、単体で摂っても、効果的に吸収できないため、その他の栄養素と一緒にとれる総合サプリがオススメです。
カリウムをはじめとするミネラルやビタミン、アミノ酸など59種類もの栄養素を含む藻サプリメントの「スピルリナ」は、体内への吸収性が大変良くオススメのサプリメントです。
健康な方はもちろん、病気の改善のために日々の習慣にしてみてはいかがでしょうか?
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カリウムとは?
元素番号19番の元素であるカリウムは、人の体を形成する上でなくてはならないミネラル分です。
体内のカリウムの主な居場所は細胞の中。血液や間質液の細胞外液には、全体のカリウムのうち約2%しか存在しません。
口から摂ったカリウムは小腸で吸収されて、血液に乗って細胞内液へと移動を開始します。
血液中のカリウムはまず間質液へ染み出して、細胞外液のカリウムの濃度は一時的に上がります。
しかし、次の瞬間には細胞内液へ吸い込まれ、余ったカリウムは尿として排泄をされます。
この作用のおかげで、細胞内外のカリウム濃度は正しく保持されています。
日常の生活を健康に送っている人は、カリウムの含まれた食事を一時的に多数摂ったからといって、健康に異常を起こすことはありません。
カリウムは欠乏するとどんな症状が発生するのか?
日常の生活ではカリウムは不足しにくいですが、カリウム不足に注意が必要な事もあります。
誰もが起こる可能性があるのは、夏の熱中症。たくさんの汗をかくと、体の中の電解質の多数が体の外へ排出されます。
電解質とは水に溶けると電気を通す特性のある成分のことで、カリウムもその一つ。
細胞内のカリウムの減少とは細胞内液の減少と同じ意味合いで、すなわち脱水の症状を意味しています。
細胞内のカリウムが減少すると電気信号による神経伝達の機能が弱まって、運動神経や自律神経の作用が鈍くなります。
食欲不振や脱力感、筋力の低下が発症するのはこのためです。
日常からカリウムの多い食生活を送り、暑い時期や下痢、嘔吐などを継続しているときは、こまめに水分補給をして、電解質の流出を防止するようにしましょう。
また、しょっぱい味付けが好きな人は体内のナトリウム濃度が高いことが影響しています。
塩分の多い食事をしたら、その分積極的にカリウムを摂るようにして、カリウムとナトリウムのバランスを取るようにしましょう。
またカリウムは、単体で摂っても、効果的に吸収できないため、その他の栄養素と一緒にとれる総合サプリがオススメです。
例えば、藻(も)サプリメントの「スピルリナ」は、豊富なカリウムはもちろん、ビタミンやミネラルなどの59種類の栄養素がバランスよく含まれています。
さらにスピルリナは、細胞壁がないため一般野菜の吸収率が約40%に対し、なんと95%の吸収率と非常に高い特性を含んでいます。
効果的で手軽にカリウムを摂りたい方は、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
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1日にどれくらい摂ったら良い?
カリウムの1日の推奨摂取量は、18歳以上の男性で2590mg、女性で2000mgと定義されています。
高血圧を改善の上限目安は男性で3000mg、女性で2600mgです。
腎機能に不安があったり障害があったりする方は、カリウムを摂るうえで医師の診断が必要になります。
早目に排泄されるはずの余ったカリウムも、腎機能の障害があるとうまく排泄ができません。
血中のカリウム濃度が上がると高カリウム血症になります。
筋肉収縮がうまくいかなかったり、体が痺れたりするほか、心臓にも影響を及ぼす事もあります。
塩分の過剰な摂取になりがちな日本人にはカリウム摂取が必須とはいえ、腎機能障害の方は摂りすぎることによる弊害があるということも、覚えておくと良いでしょう。