免疫力を高める食べ物は?健康は自分で守る!

最近、何だか体の調子が悪いと感じている人はいませんか 風邪を引きやすい、疲れやすいといった症状が頻繁に起こるという場合は、体の免疫力が低下している可能性が高いです。

今回は、健康維持には欠かせない、免疫力を高めるために摂りたい食べ物について解説していきます。

目次
* 免疫力を高めるために腸のケアを始めよう
* 免疫力が低下していると現れる症状
* 免疫力を高める食べ物1.食物繊維と発酵食品
* 免疫力を高める食べ物2.体を温める食べ物
* 免疫力を高める食べ物3.抗酸化作用を持つ食べ物

免疫力を高めるために腸のケアを始めよう

免疫力を高めるためには、腸の環境を整えることが大切です。
腸には、体全体のおよそ60%〜70%もの免疫細胞が存在し、食べ物に付着した有害な物質から体を守る力が備わっているからです。

この免疫細胞を増やすためには、「腸内フローラ」を理想的なバランスにしなくてはいけません。
というのも、腸のなかで最も多くの腸内細菌が住みついている腸内フローラには、およそ100兆個、100種類以上の腸内細菌が存在し、腸内環境を整えるのに大きく貢献しているからです。

免疫細胞を活性化するためには、腸内細菌を増やすことが第一です。

腸内フローラを形成している腸内細菌の数は3種類に分けられます。
人に良い効果をもたらす善玉菌、有害物質を発生させる悪玉菌、体の調子によって善玉菌、悪玉菌にも作用してしまう日和見菌です。

腸内フローラの理想的なバランスは、善玉菌2割、悪玉菌1割、日和見菌7割といわれています。
このバランスが崩れ、腸内で悪玉菌が増えると免疫力が一気に低下します。

免疫力が低下していると現れる症状

免疫力が低下していると風邪をひきやすくなる、尿道炎や膀胱炎にかかりやすくなる、口内炎が増える、便秘になりやすいなどさまざまな症状を引き起こしやすくなります。

なかでも、特に発症しやすいのが風邪や感染症といったウイルスによる疾患です。
ウイルスや細菌、カビといった微生物などは空気中や人の体表面に当たり前に存在し、これらが体内に侵入すると人は感染症を起こします。

軽いものでは、目やに・ニキビ・吹き出物・口内炎・水虫などです。
このような感染症は日常的に起こりやすいものですが、健康体であれば体内にある免疫細胞が働いて発症を防いでくれます。

しかし、免疫力が低下していると微生物たちを排除することができずに感染症を起こします。
免疫力が低下していると、感染症が重症化しやすいのも特徴です。
インフルエンザ・扁桃腺炎・帯状湿疹・歯周病・性器ヘルペスなど、重い疾患を引き起こしやすくなるおそれがあるのです。

免疫力を高める食べ物1.食物繊維と発酵食品

腸の機能を維持・向上させるためには、食物繊維と発酵食品が必要不可欠です。
悪玉菌は食物繊維が不足すると増加し、善玉菌は乳酸菌や食物繊維をエサとして増える性質を持っているからです。

悪玉菌の発生を抑え善玉菌を増やすためには、食物繊維と発酵食品をバランス良く摂取することが何よりも重要です。

食物繊維には水溶性と不溶性の2種類あり、水溶性食物繊維は海藻類や果物に多く含まれ、乳酸菌や善玉菌のエサになります。
不溶性食物繊維は野菜やキノコ類などに多く含まれ、便のかさを増やして排便をサポートします。

食物繊維を摂取するときは、どちらか一方だけではなく、2種類の食物繊維をバランス良く摂るようにしましょう。

発酵食品は、ヨーグルト・チーズ・漬物・キムチ・味噌などに豊富に含まれています。
特に、バナナや納豆などに含まれるオリゴ糖は善玉菌のエサとなるため、積極的に摂るように心がけましょう。

免疫力を高める食べ物2.体を温める食べ物

免疫力をアップさせるには、体温を高めることが大切です。
人は体温が1度下がると、免疫力は30%程度低下するといわれているからです。
体温を高めるには、体を温める食べ物を積極的に摂取することが重要になります。

体を温める食べ物には、寒い地方で栽培された野菜、固くて水分が少ないといった特徴があります。
主に、ショウガ・玉ねぎ・ニラ・ニンニク・ニンジン・レンコン・栗・カツオ・鮭などです。
これらを意識的に摂取して体温を1度でも上げることができれば、免疫力は通常の5倍程度アップするといわれています。

免疫力が正常に働くことができるといわれている体温は36.5度です。
平熱が36度以下の人は、免疫力が低下している可能性があります。

体の冷えにより免疫細胞の働きが低下していないか確認するためにも、自分の平熱を一度計ってみると良いでしょう。

免疫力を高める食べ物3.抗酸化作用を持つ食べ物

免疫力を高めるためには、活性酸素の発生を抑えることが大切です。
活性酸素は、基本的には細菌の駆除など人に良い働きを持っていますが、過剰に増加すると細胞を攻撃し、免疫力を著しく低下させてしまうからです。
活性酸素の増加はさまざまな病気を引き起こす原因ともいわれているため、活性酸素を抑制することは健康維持には欠かすことができません。

活性酸素の発生を抑えるには、細胞の劣化を防ぎ免疫力を高めることができる抗酸化作用のある食べ物が効果的です。
抗酸化作用を持つ食べ物は、緑黄色野菜・キャベツ・ニンニク・ショウガ・お蕎麦・バナナ・コーヒーなどがあります。

なかでも、抗酸化作用の高い食べ物はバナナです。
腸内環境を整える働きのあるバナナは免疫力アップだけではなく、疲労回復やガン、糖尿病といった生活習慣予防にも最適です。

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